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びらん性胃食道逆流症(逆流性食道炎):GERD

逆流性食道炎とは

食後または空腹時、夜間の胸やけや、酸っぱいもの・苦いものがこみ上げるといった症状(呑酸症状)がみられる病気です。
飲み込みにくい、胸につかえる、のどの違和感・つかえ感が出ることもあります。

原因

  • 胃の入り口(下部食道括約筋)がゆるみ、胃酸が食道に逆流する(食道裂孔ヘルニアなど)
  • 胃酸過多
  • 食べ過ぎ・飲み過ぎなどの生活習慣

強い逆流性食道炎を放置すると、酸の逆流が続くことで食道癌(バレット腺癌)のリスクが高まるとされています。

診断と検査

診断にはまず内視鏡検査を行い、下部食道のびらんや潰瘍などの粘膜傷害の有無を確認します。
同様の症状は食道癌、好酸球性食道炎、アカラシアなど他の重要な疾患でもみられるため、粘膜生検なども含め内視鏡検査が非常に重要です。

改訂ロサンゼルス分類(食道炎の重症度)

食道炎の程度は、改訂ロサンゼルス分類で N、M、A、B、C、D の6段階に分けられます。

グレードN:正常

グレードM:食道粘膜が白濁するだけの微小変化型

グレードA:長径5mm以下の粘膜障害で、粘膜ひだに限局

グレードB:少なくとも1か所5mm以上の粘膜障害があり、別の粘膜ひだ上の病変同士は連続しない

グレードC:少なくとも1か所の粘膜障害が2条以上のひだに連続して広がるが、全周性ではない

グレードD:全周性に粘膜障害が広がる重症型

(総合臨床 47(5);919-923,1998)

治療

治療は主に以下の2本立てです。

  • 生活習慣の改善
    • アルコール・香辛料など刺激物や高脂肪食を控える
    • 就寝時に上半身を10~15cm高くする
    • 前かがみ姿勢を長時間続けない
    • ベルトやガードルなどで腹部・腰部を強く締め付けない
  • 薬物療法
    • 胃酸分泌を抑える薬
    • 食道・胃の動きを改善する薬

高度の食道裂孔ヘルニアなどによる難治例では、外科的治療が行われることもあります。
当院では内視鏡専門医による精度の高い上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査に基づき、逆流性食道炎の診断・治療を行っています。

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