内視鏡検査 | ごとう内科・消化器内科 - 東淀川区東淡路にある内科・消化器内科・内視鏡内科・肝臓内科

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内視鏡検査

当院では富士フイルム社製の先進のレーザー内視鏡を導入し、専門医による精度の高い内視鏡診断・治療を行います。大腸内視鏡検査は内視鏡専用フロア(4F)にて個別の前処置用ブース(リクライニングチェア、テレビ及び専用トイレ)を2ブース用意しております。麻酔(鎮静剤、鎮痛剤)と炭酸ガス送気を用いた苦痛のない検査を目指しております。また、女性医師による検査も可能です。内視鏡を肛門より挿入することのないカプセル大腸内視鏡が実施できる施設は大阪でもまだ多くはありませんが、当院では導入いたしました(小腸の検査も可能です。検査の日程は一度受診いただき、検査の説明を行った上で設定いたします。なお、保険診療でカプセル大腸内視鏡検査を施行するのには通常の大腸内視鏡検査が困難である(過去挿入困難だった既往、癒着を疑わせる腹部手術の既往)という規定があります)。

上部消化管内視鏡検査(食道、胃、十二指腸)

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は食道、胃、十二指腸を直接内視鏡で観察するため、胃癌・食道癌の早期発見や胃潰瘍・十二指腸潰瘍の診断が可能な検査です。胃の症状でお悩みの方はもちろん、胃癌は我が国において死因の上位を占める疾患であり、症状のない方も定期的な胃カメラ検査をお勧めします。当院では経験豊富な日本消化器内視鏡学会専門医が検査・治療を行っており、より安全に苦痛なく正確な検査が行われるように心掛けております。
当院では下記の2種類の検査方法で胃カメラを行っており、ご希望に合わせた検査方法、麻酔方法で、苦痛のない安全な検査を心掛けております。検査時間は約5分~10分です。

  • 眠っているあいだに胃カメラを行う方法(静脈麻酔を用いた鎮静法)
  • 鼻から内視鏡を挿入する方法(経鼻内視鏡検査)

眠っているあいだに胃カメラを行う方法(静脈麻酔を用いた鎮静法)

当院で使用している上部消化管内視鏡EG-L600ZWは画像強調内視鏡(IEE;Image enhanced endoscopy)及び拡大観察を行うことが可能であり、胃癌のリスクの高い方(胃癌の治療歴のある方、胃癌の家族歴のある方、萎縮性胃炎の進行している方、過去にピロリ菌を除菌している方など)は特にこの内視鏡での検査をお勧めいたします。経口内視鏡検査は「つらい」「苦しい」などのイメージがありますが、当院では原則として静脈麻酔を用いる方法を行っており、個人差はありますが眠っている間に検査を終わることができます。検査中は心肺監視モニターを用いて徹底した安全管理を心掛けております。

鼻から内視鏡を挿入する方法(経鼻内視鏡検査)

経鼻内視鏡のメリット
静脈麻酔(鎮静剤)を使用するのと比べると薬による副作用が少なく安全な検査で、検査後に仕事をすることも可能
内視鏡が細く、また食道に入る角度が少ないため舌根部にあたりにくく口からの挿入に比べ「オエッ」という嘔吐反射が少ない
検査中に会話ができる
経鼻内視鏡のデメリット
鼻出血など損傷のリスクがあるため、鼻の疾患がある方は避けた方が良い
静脈麻酔(鎮静剤)を使うのと比べると、若干苦痛が多い
鉗子口が小さいためポリープ手術が不可能である
内視鏡が細いため画像の解像度が低く、視野が悪く精密検査には不向き(※当院の経鼻レーザー内視鏡は経鼻内視鏡の中では最も優れた視野を持っています)

<経鼻内視鏡検査の流れ>

  1. 胃の中をきれいにするために少量のお薬を飲んでいただきます
  2. 鼻の通りをよくするために鼻腔にスプレーをします
  3. 鼻の通りの良さそうな方の鼻腔にゼリー状の麻酔薬を注入します
  4. 細くて柔らかいチューブを鼻腔から挿入し、麻酔薬を注入します
  5. 鼻から内視鏡を挿入し、検査を開始します

<検査を受けていただくにあたっての注意事項>

検査1週間前
抗凝固薬、抗血小板薬(血液をサラサラにする薬)を飲まれている方は、薬剤の種類に応じ、検査の前日~1週間前から服用を止めて頂く必要があり診察時にご説明いたします。
検査前日
夕食は消化のよいものを午後8時までにすませてください(午後検査の方は午前8時までに朝食を済ませ、昼食は摂らないで下さい)。
水分(水・茶)は摂って頂いても結構です。
検査当日
朝食は摂らないでください(午後検査の方は昼食を摂らないようにして下さい)。
歯みがき時のうがいは結構です。
糖尿病で治療中の内服、インスリンの休薬については診察時にご説明いたします。
検査後
静脈麻酔を行った方は、眠気やフラフラ感が続く場合がございますので、検査当日は車・バイク・自転車の運転は避けてください。

大腸内視鏡検査

大腸癌は我が国において年々増加傾向にあり、近い将来死因のトップになると予想されています。大腸内視鏡検査は、肛門から盲腸まで直接内視鏡で観察するため、大腸癌の早期発見に最も適した検査です。便に血が混じる、便秘症状が強くなった、便が細くなった、健診で便潜血陽性を指摘されたという方は、積極的な大腸内視鏡検査をおすすめします。また症状がなくても40歳を超えたら定期的な検査をおすすめします(内視鏡検査で腫瘍性ポリープが見られなければ次回は概ね3年後の検査で良いとされています)。

<大腸内視鏡検査の流れ>

検査前日

1. 食事
夕食は夜8時までに、消化の良いものを中心に召し上がって下さい。
2. 水分
お水、お茶、ウーロン茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。※水分は多く摂取して下さい
3. 排泄
ラキソベロン液1本を就寝前に水に溶かして服用して下さい。

検査当日

(検査前)
1. 説明指導
常用している薬は確認してから服用して下さい
糖尿病の方は、検査当日の朝の薬は服用しないで下さい
下剤(モビプレップ / ピコプレップ)を自宅で服用する場合、指定時間の1時間半~2時間で服用して下さい。気分が悪くなった場合は、服用を中止して当院までご連絡下さい[ 06-6195-5107 ]
下剤を当院で服用する場合、指定時間にご来院いただきます
2. 食事:食べないで下さい
3. 水分:水、お茶、ウーロン茶など濃い色のついていない水分は摂取可能です
4. 排便状態の確認
最終便の性状(水様・黄色水様・茶色・カスが出る・血が混じる、など)を観察してください
(検査時)
病衣に着替え、紙パンツをはいて下さい(貴金属類は外して下さい)
鎮静剤の注射をします。徐々にぼーっとした感じになります。(目がチカチカしたり、喉が乾いたりすることがあります) 肛門より内視鏡を挿入し、検査を行います 検査時間:15~45分程度(ポリープ切除術を含め)
(検査後)
1. 説明指導・治療処置
1時間程度(個人差があります)休んでから帰宅いただきます お腹が張っている時は右側を下にしてガスを出して下さい 検査直後の運転は出来ませんので、車、バイク、自転車でのご来院は避けて下さい 病理組織検査に提出した方は、1(~2)週間後に結果がわかります。診察予約を取ってご来院ください。
2. 食事
観察のみの方では制限はありません
ポリープ切除をされた方は、数日間、消化の良いものを召しあがって頂きます。検査後、説明があります。
3. 水分
制限はありません 便秘にならないように水分はこまめに摂って下さい。 ポリープ切除をされた方は1週間ほど食事や入浴・運動の制限があります。検査後に説明があります。
4. 排泄
水分をこまめに取り、便が固くならないように注意して下さい。

大腸カプセル内視鏡(GIVEN PillCam®COLON)

カプセル内視鏡とはカプセル型の内視鏡を、水分と一緒に飲んでいただき消化管を通過しながら、腸管の内部の写真を撮影していく検査です。特に小腸・大腸を調べる最新の検査で、施行できる施設は大阪でも多くはありません。これまでの、肛門から細長い管状のスコープを挿入する大腸内視鏡検査は、個人差もありますが、「怖い」「痛い」「苦しい」、また特に女性では、「恥ずかしい」といったイメージがあり、検査を敬遠されている方が多かったのも事実です。「大腸用」カプセル内視鏡検査は、カプセルの薬のように、口から水と一緒に飲み込むだけです。カプセルは、直径約11mm、長さ約31mmで、両端2個の小型カメラ、LED光源、バッテリーを装備し、毎秒最高35枚のスピードで大腸の腸管内を撮影し、記録装置に転送された画像を医師が読影し、診断を行います。もちろん、麻酔も必要なく、また放射線被ばくもありません。精神的・身体的に負担の少ない検査といえます。苦痛の少ないカプセル内視鏡検査ですが、下剤の内服は、必要です。これまでの大腸内視鏡検査と同様の前処置(下剤服用)と、さらにカプセルの排出を促進するため、追加下剤を服用しなければなりません。また、ポリープ切除などの治療や、組織を採取すること(生検)はできません。大腸カプセル内視鏡検査は、大腸内視鏡検査を実施したにも関わらず不完全だった場合などに保険適応があります。①最近、大腸内視鏡検査を受けた方は、検査を受けた医療機関と検査日をお伝え下さい。その際に、痛みなどのため全大腸を観察できていなければカプセル内視鏡を受けることができます。②腹部手術歴がある、大腸が非常に長いなど、通常の内視鏡の挿入が困難な病態があると判断されれば大腸カプセル内視鏡検査を受けることができます。③上記、いずれも当てはまらない方は、自由(自費)診療で大腸カプセル内視鏡検査を受けていただくか、通常の大腸内視鏡検査を受けていただくことになります。カプセル大腸内視鏡の検査費用は、自費の方で12万円程度、保険適応(3割負担)の方で3万円程度、1割負担の方では1万円程度です(他初診・再診料、薬剤処方の有無などで変動があります)。

<大腸カプセル内視鏡検査の流れ>

1)検査の前日
・昼食と夕食は指示に従い消化の良い食事をおとり下さい
・夕食後に下剤を服用して下さい
2)検査当日(検査前)
・上下の分かれたゆったりした服装で来院して下さい
・検査前に腸管洗浄剤を服用していただき、腸の中をきれいにします
・検査機器(センサや記録装置)を取り付けます
3)検査の始まり
・担当医師、技師の指示に従って適量の水でカプセル内視鏡を飲み込んで下さい
4)検査中
・記録用紙のアラーム音がなりましたらディスプレイに番号が表れますので、担当医師、技師の指示に従って薬剤などを服用し、検査を続けてください
5)検査の終わり
・排便時にカプセルが排出したのを確認できた、もしくはバッテリー切れによって撮像が終了した時点で検査が終了となります。
  • ※排出されたカプセルは、所定の回収バックに入れ当院にお持ち下さい
  • ※検査時間には個人差があります
  • ※カプセルが体外に排出されるまでMRI検査を受けたり、強い電波や磁気を出す機器の使用とその周辺に近づくことは避けて下さい
  • ※腹痛、吐き気、嘔気などを催した場合は、すみやかに担当医師に連絡して下さい
  • ※汗をかくような激しい運動は避け、腰を曲げたりかがんだりしないようにして下さい
6)検査結果
・1~2週間後に検査結果をご説明します。

小腸カプセル内視鏡(GIVEN PillCam®SB2)

カプセルの薬のように口から水と一緒に飲み込むだけで、腸管内を毎秒2コマで撮影(約8時間の作動時間中に約55,000~60,000枚の静止画像を撮影)し画像転送(腰に装着するデータレコーダに)され、保存したデータを外部パソコン(解析ソフト)により医師が診断する検査法です。従来のスコープを用いた内視鏡検査に比べ、患者さんの苦痛がきわめて少ない利点があります。日本では2007年10月に「原因不明の消化管出血を伴う小腸疾患患者」に対し保険収載がされ「小腸用」カプセル内視鏡が使用できるようになりました。2012年7月よりPillCam®パテンシーカプセルを使用した開通性評価技術が国内保険適用となり、適応が全小腸疾患に拡大しました。これにより、小腸カプセル内視鏡検査において禁忌疾患であったクローン病患者様をはじめ小腸疾患の疑いのある患者様に対して、安全かつ低侵襲な方法で小腸の画像診断検査が可能になりました。 注意:消化管(小腸)の狭窄又は狭小化を有する、あるいは疑われる患者様に対しては、PillCam®パテンシーカプセルを使ってカプセル内視鏡を使用する前に消化管の開通性評価を実施します。消化管開通性評価では、カプセル内視鏡と同一サイズ(長さ約26mm、直径約11mm)の飲み込み可能な崩壊性(溶ける)のパテンシーカプセルを使用します。パテンシーカプセルは、口から飲み込むと、胃や腸の中を前進し、狭窄がなければ、便とともに自然排出されます。開通性判定で「開通性あり」と判定された場合は、PillCam®SB2 plusカプセルを使用してカプセル内視鏡検査が可能になります。 小腸カプセル内視鏡検査の費用は、自己負担3割の患者さんですと2万8000円程度です(他初診・再診料、薬剤処方の有無などで変動があります)。

<小腸カプセル内視鏡検査の流れ>

1)検査の前日
・22時以降は食事・水分は摂れません。また、検査の24時間前から禁煙してください。
※便秘傾向の方には、下剤を服用していただく場合もあります。
2)検査当日(検査前)
・上下の分かれたゆったりした服装で来院して下さい
・検査機器(センサや記録装置)を取り付けます
3)検査の始まり
・担当医師、技師の指示に従って適量の水でカプセル内視鏡を飲み込んで下さい
4)検査中
・カプセル内視鏡を飲んだ後、2時間は食事・水分の摂取は禁止です。
・4時間経過後は軽い食事をとっても構いません。
※検査中の飲食、活動や違和感などの症状があれば、イベントフォーム(行動記録メモ)に記載していただきます。(日中は自由行動が可能です。)
5)検査の終わり
・8時間後に再度当院内視鏡センターへ来院していただき、機器を取り外した後、帰宅となります。
  • ※排出されたカプセルは、所定の回収バックに入れ当院にお持ち下さい
  • ※検査時間には個人差があります
  • ※カプセルが体外に排出されるまでMRI検査を受けたり、強い電波や磁気を出す機器の使用とその周辺に近づくことは避けて下さい
  • ※腹痛、吐き気、嘔気などを催した場合は、すみやかに担当医師に連絡して下さい
  • ※汗をかくような激しい運動は避け、腰を曲げたりかがんだりしないようにして下さい
6)検査結果
・1~2週間後に検査結果をご説明します。

内視鏡器具の洗浄・消毒について

当院には消化器内視鏡認定技師(日本消化器内視鏡技師学会認定)が常勤しており、内視鏡検査・治療介助はもちろんのこと、検査前・検査後の対応も行っております。内視鏡スコープは日本消化器内視鏡技師学会のガイドライン(※)に準じて、1検査毎に1本ずつ丁寧に洗浄・消毒作業を行っています。検査終了後、すぐに表面の汚染を拭き取り、水・洗浄剤を吸引することで汚れが固まらないうちに除去します。その後、別室にて内視鏡スコープの外表面・内部及びボタンまでスポンジとブラシを用いて洗浄します。さらに、自動洗浄消毒装置での洗浄・消毒・乾燥まで行い洗浄完了となります。当院で使用する内視鏡処置具は、ほぼすべてディスポーザブル(使い捨て)製品を導入しています。一部のリユーザブル(再使用可能な)処置具は、用手洗浄や酵素洗浄剤へ浸漬洗浄、さらに超音波洗浄装置を用いた洗浄を行い、乾燥後に高圧蒸気滅菌にて100%菌が無い状態(滅菌)にして再生利用しています。

<使用機器>

  • 自動洗浄消毒装置:ESR-100(富士フイルム社製)
  • 超音波洗浄機:M5800H-J(日本エマソン社製)
  • 高圧蒸気滅菌機:YS-A-C108(湯山製作所製)

(※)参考ガイドライン:「内視鏡の洗浄・消毒に関するガイドライン(第2版)」「消化器内視鏡の洗浄・消毒マルチソサエティガイドライン」「消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサエティ実践ガイド」

内視鏡検査の費用について

【上部消化管内視鏡検査の費用】

  1割負担 3割負担
内視鏡のみ 2,000円程度 6,000円程度
内視鏡+病理組織検査 3,000~4,000円程度 9,000~12,000円程度
胃ポリープ手術 5,000~8,000円程度 16,000~22,000円程度

(他初診・再診料、点滴内容、薬剤処方の有無などで変動があります)

【大腸内視鏡検査の費用】

  1割負担 3割負担
内視鏡のみ 2,500円程度 7,500円程度
大腸内視鏡+病理組織検査有 3,000~5,000円程度 10,000~16,000円程度
大腸内視鏡ポリープ手術 7,000~10,000円程度 20,000~30,000円程度

(他初診・再診料、点滴内容、薬剤処方の有無などで変動があります)

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